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2019年8月18日日曜日

東京高裁で地裁判決破棄の逆転勝利判決!

https://drive.google.com/file/d/1ExdHb6xWjihxz7zcjQdKWyrBBqedpK1h/view?usp=sharing


晴海郵便局 不当解雇・団交拒否をめぐって
日本郵便の不当労働行為が確定
東京高裁で地裁判決破棄の逆転勝利判決!

 日本郵便会社・晴海郵便局による郵政非正規ユニオン組合員・奥野明子さんの雇い止め解雇と団体交渉拒否をめぐる裁判で、東京高裁は一審東京地裁判決を破棄し、日本郵便会社による団交拒否の不当労働行為を認定する逆転判決を7月11日付で出しました。郵便会社は最高裁への上告を断念し、この判決が確定しました。
 奥野さんは2012年、通勤途上災害の交通事故で負傷し、これが労災として認定され、しかも回復したら職場復帰する意思を何度も表明していましたが、会社は「勤務実績がない」などとして一方的に雇い止め解雇したのです。これに対し郵政非正規ユニオンが解雇撤回を要求して団体交渉を申し入れると、会社側はアリバイ的に団交に応じるようにみせかけ、奥野さんを「邪魔者」扱いするようなパワハラ発言を行ったあげく、一方的に打ち切りを宣言し団交の場から逃げ出したのです。
 奥野さんと郵政非正規ユニオンは、ただちに東京都労働委員会に解雇撤回と団体交渉を求めて訴えました。そして団交拒否の不当労働行為が認定され、郵便局内に組合への謝罪文を掲示せよという命令が会社に対して出されました。続いて中央労働委員会でも団交拒否の不当労働行為が認定されました。
 都労委命令も中労委命令も行政命令ですから、たとえ不服であっても会社は直ちに従わなければなりません。組合に対し不当労働行為を謝罪し団体交渉を再開しなければならないのです。ところが会社側は東京地裁に労働委員会命令取消を求める裁判をおこすという悪あがきに出ました。東京地裁は会社側主張を認める不当な判決を出しましたが、それが高裁でくつがえったのです。
 この勝利は奥野さんを先頭に郵政非正規ユニオンが闘いとったものです。齋藤裕介委員長を先頭に東京多摩局から始まったユニオンの闘いは今も日々組合員を拡大し、新たな闘いの火の手をあげています。今回の東京高裁判決と会社側上告断念をもテコに、さらに闘いと組織を拡大し、奥野さんの解雇撤回をかちとるまで闘いぬきます。
 郵便局で働く労働者のみなさん! 郵政非正規ユニオンは、スキル評価による差別やパワハラ、退職強要、不当解雇などを絶対に許しません。
 働く者の命と権利を守るため、ユニオンに入って共に闘いましょう。お気軽にご相談ください。
2019年8月16日



解雇撤回まであと一歩! 解雇撤回まであと一歩!

 今回、二審で郵政の不当労働行為が確定しました。今まで晴海郵便局の目の前でビラをまき、拡声器を使い、私を解雇した郵便局の不当労働行為を暴き、団交を再開せよと訴え続けてきた努力が実を結び感無量であります。
 また、これからが勝負のときでもあります。団交を早々に開き、解雇撤回に向けて迅速な行動と判断が必要です。これまでともに戦ってきた郵政非正規ユニオンのメンバー、労組交流センター女性部の方々にとても感謝しています。さらなる闘争に向け、今一度その力を貸していただきたい!
 日本郵政という巨大ブラックの不当労働行為を明らかにし、労災中の非正規をいともたやすくクビにする非道を明るみに出したい!
 解雇撤回まであと一歩。私ももちろん頑張ります。よろしくお願いします!

あきらめずに訴え続けたことが 実を結びました☆
奥野明子 さん
郵政非正規ユニオン組合員(晴海局)


労働相談を行っています

スキル評価の差別、パワハラ退職強要や交通事故の自己責任など、以下の電話に連絡していただければ相談に応じます。
氏名・局名などは一切公表いたしません。相談は無料です。
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