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2020年9月7日月曜日

Uさんスキル評価「是正」勝ちとる!


新東京郵便局第二普通郵便部
団交勝利!!

Uさんスキル評価
「是正」勝ちとる!

 新東京郵便局ではたらく仲間のみなさん! まだまだ暑い中お疲れ様です!
 東京中部ユニオンと郵政非正規ユニオンが、1年間にわたる団体交渉の結果、8月末のスキル評価において、第二普通郵便部Uさんのスキル評価の是正を勝ちとり、A無→A有となりました。

この勝利は、Uさんひとりのものではありません。

 みんなと同じように、職場の仲間を気づかいながら真面目に働いているUさんが、同じような年月働いている仲間の中で、一人だけスキル評価が低い…このような理由なき差別がまかり通っていいはずがない! これがUさんと組合の思いでした。
 何年まじめに働いていても、理由も明らかにされずにスキル評価が上がらず、低賃金が固定化されている非正規の仲間たちが、「こんなのおかしい!」と声をあげられる状況を切り拓いたと思っています。団結すれば、理不尽なこと、不当なことは、絶対に変えることができる!

「コロナ対策がまったくなされておらず不安」「イジメがひどい」「勤務時間を減らされそう」など郵政現場の仲間から相談があり、たたかっています。気軽に相談してください!

合同・一般労働組合全国協議
東京中部ユニオン


 
スキル評価は低賃金固定化のためだ!
いい加減なスキル評価を追及しよう!
たたかう労働組合には力があります!

すべては「サジ加減」ー団交がスキル評価の闇を暴いた!

 団体交渉をたたかってわかったことは、まず、管理者は、具体的な仕事をほとんど見ていないということです。
 Uさんが「できていない」とされていた評価項目は、「他の時給制契約社員に指示・指導できる」という項目です。
 いったいこれは、何をやれば「できている」となるのか? 私たちは1年間、ある意味この一点だけを追及してきたのです。
 これすら明らかできない「評価」とはいったい何なのでしょうか?しかし、じつはこれこそが、スキル評価制度の「キモ」なのです。
 これを明らかにしないことによって、労働者の抗議から逃げてきたのです。要するに、仕事のことなど関係なく、根拠もなく、管理者の「サジ加減」ひとつで決められているとんでもない実体が暴かれたのです! 

低賃金は「自己責任」?!
誇り踏みにじるスキル評価

 郵政民営化に伴って導入されたスキル評価制度は、「競争させれば労働者はよく働く」という、まったくくだらない思想と、「賃金が上がらないのは自分のスキルが低いから」と、いう自己責任論で、会社の責任を逃れることが目的だったのです。
 非正規社員の賃金は、A有であろうと、深夜勤で手当が付こうが、安定した生活、家庭を持てるような賃金からはほど遠いものです。
 スズメの涙のボーナス、病休もなく、身体を壊せばもう終わり?ふざけんな! 非正規社員の存在なくして仕事はまったく回らないにもかかわらず、使い捨てか!
 Uさんは、仕事に誇りを持っています。局はなぜ自分の仕事を認めないんだ! その怒りは正義です。正義が通る職場にしましょう! 力を集めればゼッタイできます!
 中部ユニオンといっしょにやりましょう!

新東京局の職場の声

「ゆうメイトの更衣室がものすごく暑くて着替えるだけで汗びっしょり…なんとかしてください! 職場も扇風機が1台しかなく暑くてたまりません!」

 東京中部ユニオンは、これからもみなさんと一緒にたたかいます!

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