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2022年4月4日月曜日

郵政労働者部会 2022年4月4日


大規模配転で職場は大混乱
労務管理やめろ! 欠員の穴埋めしろ!

 土曜休配と深夜勤廃止に伴い、職場は大混乱。さらにコロナ感染拡大状況の中、4月1日に大規模人事異動が全国で発令されました。
 職場では「去るも地獄、残るも地獄」の声が上がっています。圧倒的人員不足の中、業務の大混乱をよそになぜ大規模配転なのか?
 配転される側は、新しい職場で仕事も人間関係もゼロからのスタート。残る側も人員不足で、配転してきた人に仕事を教える余裕がない。仕事を覚えるのも教えるのも大変な状況が全国で生まれています。余裕のない中、交通事故や郵便事故のリスクが高まります。ミスでもすれば鬼の首をとったように自己責任にする会社のやり方に怒り心頭です。
 2年やそこらで異動の管理者は、配達しないから気楽かもしれませんが、集配外務の労働者にとっては通区は財産です。
 会社は、労働者の財産である通区よりも、労務管理しか考えていません。携帯端末のログインからログアウトまで、端末に示される内容だけがすべて。さらにDCATによる背面監視。私たちを人間扱いしていません。追い打ちのように、ドライブレコーダーの危険アラートで処分の威圧。こんな窮屈な中、事故が起きないのが不思議なほどです。
 会社が一番やるべきことは、集配外務の労働者が事故を起こさないように、肉体的・精神的余裕をつくり出すことです。


東京・芝郵便局での雇止めの暴挙弾劾!

 土曜休配と翌配廃止で深夜勤から昼間帯に異動した先に待っていたのはパワハラ解雇だった―――東京・晴海局(深夜勤)から芝局(昼間帯・集配外務)に異動した期間雇用社員への、管理者の「仕事を教えるな」というパワハラ解雇(3/31雇止め)を絶対に許せない! 日本郵政の言う「生首は切らない」「昼間帯への移行に際しては丁寧な対応」はデタラメだ!
 郵政創業150年、起きている事態は「民営化の破綻」だ。「あまねく公平・ユニバーサルサービス」をカネ儲けの道具にしたツケだ。そのツケを現場労働者に押しつけるなど言語道断だ。「赤字だからクビ」-これが“世の常”とされてきた。しかし世の中は誰が回しているのか? 現場労働者だ。全員クビにしてみろ。そうしたら明日から業務は成り立たない。社長、あなたが配達に行くのか! 局長、あなたが集荷に行くのか! 労働者をなめるな!

「首切りと戦争に絶対反対」の団結を!


 ロシア軍のウクライナ侵攻から一カ月超。すでに多数の死傷者が出ている。事の本質は、米欧主導のNATO(北大西洋条約機構)とロシアによるウクライナのぶんどりあいだ。第三次大戦=核戦争の引き金が引かれるような事態だ。一握りの支配者の利害・権益のための戦争で、対立させられ血を流し、命を奪われるのは労働者・市民だ。こんなものに加担してはならない。バイデンもプーチンも、自ら鉄砲持って戦場には行かない。配達に行かない日本郵政社長、集荷に行かない局長と同じだ!
 ウクライナ侵攻、NATO介入による戦争拡大を、全世界の労働者民衆の力で阻止しよう。戦争絶対反対のデモにたとう。改憲=戦争体制づくりに突進する岸田政権を打倒しよう! 戦争と首切りを絶対に許さない労働組合の団結を、職場からつくり出そう!

「労働組合交流センター」とは?

 「闘う労働運動の再生」をめざして1989年に結成。民営化・非正規職化・団結破壊に抗し、連合・全労連などのナショナルセンター・産別・所属労組の枠をこえ、全国的な労働者の団結をつくるための組織です。毎年11月には、動労千葉などが呼びかけて東京・日比谷野音で労働者集会を開催しています(下写真)。

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