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2023年1月1日日曜日

郵政部会ビラ 230101


軍事費2倍化ー大増税阻止
2023春闘で大幅賃上げを!

国境をこえた団結で戦争をとめよう

 郵便局で働く仲間のみなさん、新年あけましておめでとうございます。年末年始繁忙お疲れさまです。昨年2月ウクライナ開戦から世界戦争の危機は増しています。12月の岸田政権の「安保3文書」改定は、中国への侵略戦争参戦のために憲法9条を踏み破る暴挙です。
 その中身は「敵基地攻撃能力保有」と「軍事費2倍化」です。政府はそのために大増税を狙っていますが、戦争で儲けるのは一部資本家であり、殺し殺されるのは労働者です。「戦争絶対反対!」を労働組合の闘いの柱に据え、大幅賃上げを求める2023春闘を闘おう!

現場から闘う労組を甦らせよう

 JP労組本部は2023春闘方針で「通勤時間短縮による通勤費用縮減」を提起しました。職場での「通勤実態アンケート」では、「組合が賃上げ原資を通勤費縮減で確保するのか?組合も終わりだ」との声も上がっています。さらに夏季冬期休暇の廃止案まで打ち出して「原資確保」に転用しようとしていますが、廃止すべきは非正規職制度であり一般職制度です。すべての労働者がひとしく生きられる賃金と労働条件をかちとるのが労働組合の本来の任務です。
 日本郵政が倒産する時は国が倒産する時です。郵政民営化は間違いでした。国のあり方を根本からひっくり返す迫力で2023春闘を闘おう!闘いのカギは労使の力関係です。労働者が闘えば道は切り開かれると英郵政労働者(ロイヤルメール従業員11万人超のスト、写真)が示しています。「おかしいことはおかしい!」と声を上げ、闘う労働組合を甦らせよう!

2023年1月1日発行
全国労組交流センター郵政労働者部会


 

「戦争絶対反対」で闘う労働組合を!


沖縄の郵政労働者からのアピール


 年賀繁忙ご苦労さまです。沖縄から全国の郵政で働く仲間にご挨拶を送ります。昨年「復帰50年」を迎えた沖縄を中心に、日米は台湾有事を想定し、中国侵略戦争のための軍事演習を行っています。与那国島では公道を自衛隊の戦車が走りました(下写真)。日常的にも沖縄全域で戦闘機やオスプレイが爆音をまき散らして上空を飛び回っています。多くの民意を無視して辺野古新基地建設が強行されています(中国への侵略戦争イメージは右図)。
 戦場で郵便配達などできないし、してはいけない。「戦争が起きたらどうするか」ではなく、「戦争が始まる前に止めるにはどうするか」です。ウクライナ郵便労働者との連帯も、「ロシアもゼレンスキーも米・NATOも今すぐ戦争をやめろ」の闘いを職場・地域で起こすことです。
 労働者の国境をこえた連帯が戦争を止めます。戦争を行う自国政府を倒す労働者の闘いが、戦争を必要とする今の社会を変えます。
 2023年を、中国侵略戦争を阻止し、辺野古新基地阻止・全基地撤去を闘い、改憲・戦争・大増税で仕事・生活・命も奪おうとする岸田政権を労働者の闘いの力で倒す年としましょう。
 コロナ禍で郵政民営化の破綻が現れています。職場は労働者がいなければ動かない。しかし、その私たちが職場で最も苦労する。土曜休配で職場の大変さは増々になった。非正規の仲間が職場を去らざるをえず、働くことが奪われ、安全・安心にきちんと仕事が行えない職場にされてきた。会社の言いなりでいいことは何もない。労働者が団結して闘うことが必要だ。労働者の闘う組織が労働組合だ。
 本年は沖縄でJP労組全国大会が開催されます。戦争反対と職場闘争を闘う労働組合を甦らせるため、沖縄からも全力で闘います。

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