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2022年3月11日金曜日

郵政労働者部会 2022年3月11日


大規模配転と首切り反対!

 東京S郵便局で、深夜勤廃止に伴い「昼間帯移行」として集配外務に配転となった時給制契約社員がパワハラ解雇攻撃を受けています! 絶対に許せないっ!
 この間、郵政35000人大合理化の突破口として、土曜休配-翌日配達体制廃止に伴う深夜勤廃止が行われてきました。会社は昼間帯移行は、「丁寧な対応」と称して「生首は切らない」「自然減で対応」などと言ってきましたが、まったくのウソです。S局に配転になったOさんは、最初から仕事もろくに教えてもらえず(パワハラ)、雇止めにすると言われたのです。全国の郵便局で働く仲間の力で、こうした暴挙に反撃を開始しよう!
 さらに、4月1日発令の大規模な人事異動の内命が、3月1日に全国で一斉に行われました。土曜休配-深夜勤廃止に伴い、職場は大混乱、さらにコロナ感染拡大の状況の中、首切りと大規模配転が行われています。
 あれだけ「生首は切らない」と言って、何で首を切るのか。圧倒的人員不足の中、業務の大混乱をよそに何で大規模配転をやるのか。
 会社にとっては、労働者が路頭に迷おうが、業務が大混乱しようが関係のないことです。
 その本質は「民営化の大破綻」です。それを現場の私たちに犠牲転化し、自分たちだけは生き延びようとしています。「会社あってのあなたたち」―冗談ではない! 「赤字だから辞めろ」「ベテランは仕事のやり方に文句を言うから要らない」―これが会社の本音です。
 90~00年代の郵政民営化攻撃の中で人事交流=強制配転が吹き荒れ、職場の団結が破壊されてきました。人事交流は定期人事異動と名を変え、かつての「本人同意と対話の充実」さえ今は昔か?
 目の前で戦争(ウクライナ侵略)が始まる中、職場からおかしいことに「おかしい」と声を上げ、会社のデタラメと戦争を止めよう!


労働組合は戦争に反対!

 2月24日、ロシア・プーチン政権は、ウクライナへ軍事侵攻を開始しました。現地では首都キエフをはじめ激しい戦闘となり、民間人も含め多数の死傷者が出ていると連日報道されています。ことの本質は米欧主導のNATO(北大西洋条約機構)とロシアによる“ウクライナのぶんどりあい”です。

改憲と戦争を許さない


 一握りの大国の支配者の利害・権益のために引き起こされる戦争で、対立させられ血を流し、命を奪われるのは労働者・市民です。こんなものに加担してはなりません。ウクライナ軍事侵攻、NATO介入による戦争の拡大を全世界の労働者民衆の力で阻止しよう。
 すでにロシア国内でも、侵攻が開始された当日から全国的にウクライナ民衆との連帯を掲げた反戦デモが闘われ、すでに1万人以上が逮捕・拘束されたと報じられています。世界各地でも反戦デモが巻き起こっています。
 全世界の仲間と「戦争反対!」の声を上げよう。「敵基地攻撃能力」=先制攻撃能力保持をめざし、改憲(9条破棄)と戦争体制づくりに突進する岸田政権を打倒しよう!
 かつて郵便局の労働組合は、「逓信報国団」として戦争に率先協力してきました。1943年5月29日、アラスカ州・アッツ島の玉砕戦で野戦郵便局員26人全員が命を落とした歴史を二度とくり返してはならない! 全国の郵便労働者は戦争反対の先頭で闘おう。

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