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2022年12月22日木曜日

東京中部ユニオン(新東京)ビラ 221210


JP労組2023春闘方針
JP労組は会社の代理人なのか‼
夏期冬期休暇は廃止?! ありえない!
同一労働同一賃金を理由に
「低い方」に合わせるのはおかしいぞ!

 新東京郵便局ではたらく仲間のみなさん、お疲れ様です!コロナが増えてきました。繁忙期に入りましたが、健康第一にしてください!
 JP労組が、2023春闘方針案の資料を組合員に郵送していますが、その内容は怒り無しに読めないものです!「同一労働同一賃金」で正社員の待遇を引き下げる?冗談じゃない!
 非正規社員との賃金格差をなくすことが必要なのに、正社員待遇を引き下げて「同じにしました」と?!ふざけんじゃない!それでは全体の待遇はどんどん低下していく!それを、「労働組合」であるJP労組が社員に提案している!組合員や労働者の権利を守るためにたたかうのではなく、不利益を押し付けるのは労働組合ではない!

こんなことを認めたら、労働条件はどんどん下げられていく!
正社員と同じ条件に引き上げろ!


 JP労組は、組合員に2023春闘方針について組合員にアンケートを送り、夏期冬期休暇について、「全廃か、全社員夏冬各一日か選べ」と要求しています。
 「会社と闘って、非正規社員の夏期冬期休暇を正社員と同じにする」という選択項目はありません!
 それどころか、「会社にはおカネがない」「来年度は赤字に転落するかもしれない」と、会社に成り代わって宣伝し、「だから、待遇を上げろと言うな!」と脅しているのです!
 そしてアンケートでの「みんなの意見」を口実に、「全廃ではなく各1日を守りました」とでも言うつもりか!
 楽天に気前よく、合計2000億円も投資したり、仕事のジャマでしかない専門役や管理者、天下り先の役員に高額な賃金を払う余裕があるじゃないか!削れることはいくらでもあるのに、JP労組は、会社と闘いもしないで労働者に犠牲をかぶれと要求しているのです!もう完全に労働者の代表ではない!


本当に、これでいいですか?
「防衛費」5年で43兆円!


 みなさん、これ、本当に認めますか?消費税のさらなる値上げも検討されています!
 何のための、誰のための費用ですか?
 政府もマスコミも本当のことを伝えていません!「中国の軍事的脅威」だけを大きく報じていますが、今激しく進んでいるのは、アメリカが世界の支配者であり続けるために、中国に対して致命的な打撃を加えるための戦争準備なのです!
 政府は、「日本が直接攻撃を受けていなくても他国を攻撃することが可能」と言っている!「憲法9条」「専守防衛」はいったいどこに行ったんだ?この費用で、他国を攻撃できるミサイルや高額なアメリカの兵器を大量に購入するのです!ウクライナ戦争を見てますよね?ウクライナでもロシアでも殺されているのは労働者民衆です…


「作業能率評価手当」は、
不平等で、まったく意味がないぞ!!

「レベル7」は半期で11万円!!
輸送部、ゆうパック部は対象外!
このテストは仕事の効率と関係ないぞ!
みんなに平等に支給しろ!


 「作業能率評価」は、半期に1度、郵便統括部の部署で行なわれている「手区分評価」です。この評価は、A有の人だけが受けることができ、評価の結果、まったくもらえない人から、レベル7の最高ランクでは11万円がもらえる人までいます。
 この手当は、低賃金の「足し」になっている人もいるかもしれませんが、実態をちゃんと考えてみると、問題が大ありです!
 仕事は手区分だけではないし、手区分が得意ではない人、身体的な理由で早く区分ができない人など、いろいろな仲間が働いていることをまったく考慮していない制度です。
 「レベル7」の11万円は、日勤帯のボーナスを大きく上回る金額。
 しかし、高評価の人がよく仕事をしていて低評価の人は仕事をまじめにやっていないのか?!
 まったくそうじゃない!さらに職場の仕事を効率的に行なうことには何の関係もない!輸送部、ゆうパック部の仲間は対象にすらなっていない…
 こんな無意味な制度はただちにやめて、みんなの時給に回しなさい!

赤羽郵便局で17年間集配労働者として働いている非正規社員の高橋実さん(東京中部ユニオン組合員)の発言(11/6全国労働者集会)全文こちら➔➔➔➔➔

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2022年12月1日木曜日

郵政労働者部会 2022年12月1日


職場と社会を変えるため私たちは立ち上がった!
その力が戦争を阻む
11/6労働者集会に2200人が結集!

 11月6日、日比谷野音で開催された「全国労働者総決起集会/改憲阻止!1万人大行進」(呼びかけ:関西生コン支部、全国金属港合同、動労千葉)に2200人の仲間が集まり、韓国とアメリカからの代表団も合流しました。
 集会では、差し迫る世界戦争=核戦争の危機を、国境をこえた労働者の団結で絶対に阻止しようと固く誓い合いました。さらに、激しい物価騰貴と生活破壊に対し、労働組合をつくりストライキで闘おうと一致しました。
 新自由主義を終わらせる労働運動を全世界でつくろう! 改憲・大軍拡すすめる岸田政権打倒! 郵政3万5千人削減計画粉砕! 郵政労働者も職場から団結して立ち上がろう!


労働者への不当な扱いと闘う!
11/6労働者集会での郵政労働者からのアピール

 私は17年配達の仕事をしている、赤羽郵便局・非正規社員の高橋です。
 私は昨年2月に現金書留の亡失事故を起こしました。この事故が起きた原因は、局が残業代を削減するため出勤時間を30分遅らせたことにあります。当日私とペアだった副班長は私が担当する区の現金書留を持ち出してしまい、それを作業中の私に戻しに来ました。焦っていた私は出発の時に一緒に持ち出すつもりで区分棚に仮置きしましたが、そのまま忘れて出てしまいました。結果、現金書留は局内でなくなり、戒告処分となりました。
 苦しかったのは賃金が低い中での減収でしたが、私はこの事故に真摯に向き合い続けました。
 しかし、当時の局長や部長はその姿勢を見ず、半年後のスキル評価でもこの処分を継続させました。「俺がここにいる限り絶対に戻さない」とも言っていたそうです。
 いくら何でもひどい! 納得いきませんでしたが、会社と一体化して組合とはいえないJP労組はあてにできず、郵便局という巨大企業が相手だと知るとどの組合からも断られました。
 そんな時、中部ユニオン代表とつながる機会があり、団交やビラまきで闘おうと言って頂きました。この時初めてこの国に渦巻く労働環境の闇と労働運動に目を向けるようになりました。
 団交やビラまきを続けていく中、副班長が郵便物横領容疑で逮捕される衝撃的事件が発生しました。当日ペアだった副班長の逮捕、現金書留の局内紛失という不可解な事件を一から調べ直す必要があるはずですが、保身しか考えない管理者らは全責任を私一人に被せ、再調査も管理責任も認めず、団交でも何も答えない不誠実な対応を取り続けてきました。絶対に許せません!
 事故やミスの原因は焦りにあるにも関わらず、現場の声を一切無視した時間変更や人員配置、業務の増加。軍隊や刑務所のような時間管理が行われており、郵便事故やミス、交通事故の頻度もはね上がり、残業も増え、現場は疲弊しきっています。その中で非正規は「都合の良い存在」として、権利も待遇も与えられないまま飼い殺されています。正社員の条件も厳しく、差別、いじめ、ハラスメントや管理者の責任逃れ、現場無視の指示などが長年放置されています。利己主義者たちが生み出され続け、現場を地獄のような場所に変えています。
 これ以上精神的に病んだり、退職や自殺者まで出てしまう異常な環境を放置するわけにはいきません! 労働者が不当な扱いに苦しむことなく、安心して暮らせるようにこれからも手を緩めずみなさんと闘っていきます。

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