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2022年7月16日土曜日

東京中部ユニオン 2022.06.09


日本郵便はこういうことをやって恥ずかしくないのか⁉

労働者の利益のための「準備時間」の新設で、
減収なんてふざけんなっ‼
減収にならないよう服務表を修正しろ‼


 新東京郵便局で働く仲間のみなさん! お疲れ様です!
 今年4月から、着替えなどの仕事の準備に必要な時間として15分の有給の「準備時間」が新設されました。本来これは、着替えなどの準備時間に賃金が支払われるということなので、労働者にとってプラスになる変更のはずです。
 ところが、日本郵便は、まったく逆のことをやっている! 新東京郵便局の深夜勤労働者には減収が発生しているのです。利益のはずが不利益にひっくり返っているのです!
 他局の集配職場でも、これまであった15分の休息時間が廃止されるなどのことが起きています。
 物価が激しく値上がりしている中、スズメの涙のような資格給すら難くせをつけてケチケチしか上げない一方で、「労働者の利益」のはずが減収か!
 新東京郵便局は、このことを謝罪し、すぐに服務表を訂正して、深夜勤の減収を元に戻しなさい!

減収の不利益について周知もせず、こっそり実行!

 4月から出勤時の8分、退勤時7分の合計15分の「準備時間」(着替えなど)が新設されました。これだけならば、「あ、そうですか、良かった。15分賃金が増えるんですね」ということです。
 ところが、とんでもないことに日本郵便は、その代わりにこれまで深夜割増時間帯にあった有給の休息時間15分を無給にしてしまった! そのためになんと、深夜帯の休息時間15分に付いていた深夜割増手当が無くなってしまったということなのです! この減収については周知も無く、こっそりやったのです!

深夜勤の仲間は4月の給与明細のチェックを!
こんなに減収に‼


●スキルA有の場合の減額分●
日 1300円(時給)×0.5(1時間分の深夜割増手当)=650円
 ←このうちの15分(1/4)=162.5円が減額に!
月 16日勤務した場合=2,600円
年間 2,600円×12か月=31,200円



1パックMさんの不当なスキル評価をとことん追及するぞ!

日本郵便と新東京局は、
高い弁護士費用を使ってごまかすのをやめ
スキル評価の間違いを認めなさい‼


新東京郵便局は、
わざとスキルランク(C→B→A)を上げるのを
遅らせるような運用をやっている!


 1パックMさんの不当なスキルとの闘いは、5回の団体交渉と、4回の労働委員会の調査で継続中です!
 日本郵便(新東京郵便局)は、労働委員会のために二人の弁護士を雇っているのですが、その弁護士の出してくる書面や「証拠」の内容は、新東京郵便局で行なわれている、デタラメな実態をまったく知らないで出してきているとしか思えません!
 こんな弁護士に一体いくら払っているんだ? みんなの労働で生み出したおカネをこんなことに使うな!
 そんなおカネがあるなら非正規社員の賃金として支払え!
 新東京郵便局は、「管理者しか見れないマニュアルには、みんなに公表しているスキル評価の方法と違う方法が書いてあり、その方法で評価している」とウソを言い張って、しかもそれを提出しないというデタラメぶりです! 会社が正しいと言うなら、さっさとその「管理者用マニュアル」を出しなさい!


日本のAmazonで時給50円アップ!?
アメリカで初のAmazon労働組合結成の余波か!?


 今年4月、ニューヨーク州スタテン島で実施された投票で、米国のAmazonでは初となる労働組合が誕生しました!
 米アマゾン・ドット・コムは4月28日、米国内で働く従業員のうち50万人超の時給を最大で3ドル(約360円)引き上げると発表した。インターネット通販の受注や配送、荷物の仕分けなどを担う人材が対象。アメリカでは、スターバックスやGoogleの子会社などでも労働組合結成の動きが活発になっています!たたかって賃金をアップさせよう!


続・2パックからの告発

 特定の人が旗振りになると、重労働、軽めの仕事が、非常に偏って配置されているという告発です。そのためそういう日は、何らかの理由をつけて休んでしまう人が頻発!なんと「不公平な人員配置はパワハラではない」と掲示板に貼紙がしてあると! パワハラかどうか勝手に決めるな!
管理者は現場の声をよく聞きなさい!


物価はどんどん上昇中…これじゃ生きていけない!
賃金上げろ!


穀物などの原材料価格の高騰を受けて、国内の主な食品や飲料のメーカーがことしに入ってすでに値上げしたか今後値上げする予定の商品が、8300品目以上に上ることが民間の信用調査会社の調べで分かりました。値上げ予定の商品は6月と7月だけで3000品目を超えていて、ことしは「値上げの夏」になりそうです。
値上げの対象は合わせて8300品目余りと先月の調査より2000以上増え、平均の値上げ幅は12%に上っています。

2022.5.28 NHK WEB NEWS


ニュースへのリンク

2022年7月4日月曜日

郵政労働者部会 2022年7月4日


全世界で労働者がストで反撃に!
戦争を止める行動に立ち上がろう

 ウクライナ戦争の激化・長期化と物価高騰への労働者の怒りが全世界で爆発しています。
 イギリスでは、物価高騰に抗して7%賃上げを要求し、RMT(鉄道・海運・運輸労組)が6月21日に33年ぶりに4万人のストライキに立ち上がりました。同20日には、ベルギーの首都ブリュッセルで8万人の労働者が政府に物価高対策を要求し、ストライキと大デモに立ち上がっています。そうした中、岸田首相は29日にスペインで、欧米の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に日本の首相で初めて出席しました。これは、日本の「ウクライナ戦争参戦宣言」そのものです。
 7・10投票の参議院選挙では、「自衛」と称して「防衛費増額」「核共有」という言葉が飛び交い、「日本を守れ!」の大合唱です。
 ウクライナ戦争は4カ月を超えましたが、ウクライナ-ロシア両国軍民の死者は数万人と言われています。この戦争を止めなくてはなりません。1917年のロシア革命は、「パンと平和」をスローガンに掲げ、戦争を続ける自国政府を倒し労働者権力=ソヴェトを樹立することで戦争を止めました。そうした実践が問われる時代に入っています。
 全世界で闘われるストライキとデモは、「政治を国会・選挙だけに委ねる」のでなく、「労働者が政治を取り戻す闘い」として発展しています。世界の労働者民衆の闘いと連帯して、日本の労働組合も立ち上がろう!



東京・芝郵便局での「雇止め解雇」撤回を!
3万5千人の大合理化に絶対反対


 今年3月31日、芝郵便局(東京都港区)は、晴海郵便局内務から異動した非正規社員のOさんを、着任からわずか1ヵ月で雇止め解雇する暴挙を強行しました。
 昨年7月の深夜勤廃止に伴う「意向確認」でOさんは芝局外務を希望し、晴海局郵便部長の仲介で、社員番号などが引き継がれるかたちで今年1月24日に芝局に異動しました。しかし芝局は「仕事外し」のパワハラを繰り返した上、「Oさんは深夜勤廃止とは何の関係もない新規入社」なる大ウソでOさんを切り捨てたのです。Oさんは怒りに燃えて解雇撤回の闘いに立ち上がっています。
 郵政「3万5千人削減計画」は、郵政民営化(07年)の破綻を、こうして現場へ犠牲転化するものです。労働者の首切り・合理化を許さない! 労働者を絞めつける労務管理粉砕!
 芝局は今すぐOさんを元の職場に戻せ!


解雇当該・Oさんのアピール

 私の「雇止め解雇」は「制度改革・土曜休配・3万5千人首切り」そのものです。絶対に許せません。3回の「団交」ではっきりしたことは、何一つ「雇止め解雇」の理由がないこと。「不当解雇」は明白です。腹の底から怒りでいっぱいです。また私は、郵政民営化反対・戦争絶対反対です。芝局・全国の労働者と一緒になって、「解雇撤回=職場復帰」まで闘います。職場の中に闘う組合を甦らせましょう。ともに闘いましょう。


「労働組合交流センター」とは?

 「闘う労働運動の再生」をめざして1989年に結成。民営化・非正規職化・団結破壊に抗し、連合・全労連などのナショナルセンター・産別・所属労組の枠をこえ、全国的な労働者の団結をつくるための組織です。毎年11月には、動労千葉などが呼びかけて東京・日比谷野音で労働者集会を開催しています(下写真)。

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