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2022年7月4日月曜日

郵政労働者部会 2022年7月4日


全世界で労働者がストで反撃に!
戦争を止める行動に立ち上がろう

 ウクライナ戦争の激化・長期化と物価高騰への労働者の怒りが全世界で爆発しています。
 イギリスでは、物価高騰に抗して7%賃上げを要求し、RMT(鉄道・海運・運輸労組)が6月21日に33年ぶりに4万人のストライキに立ち上がりました。同20日には、ベルギーの首都ブリュッセルで8万人の労働者が政府に物価高対策を要求し、ストライキと大デモに立ち上がっています。そうした中、岸田首相は29日にスペインで、欧米の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に日本の首相で初めて出席しました。これは、日本の「ウクライナ戦争参戦宣言」そのものです。
 7・10投票の参議院選挙では、「自衛」と称して「防衛費増額」「核共有」という言葉が飛び交い、「日本を守れ!」の大合唱です。
 ウクライナ戦争は4カ月を超えましたが、ウクライナ-ロシア両国軍民の死者は数万人と言われています。この戦争を止めなくてはなりません。1917年のロシア革命は、「パンと平和」をスローガンに掲げ、戦争を続ける自国政府を倒し労働者権力=ソヴェトを樹立することで戦争を止めました。そうした実践が問われる時代に入っています。
 全世界で闘われるストライキとデモは、「政治を国会・選挙だけに委ねる」のでなく、「労働者が政治を取り戻す闘い」として発展しています。世界の労働者民衆の闘いと連帯して、日本の労働組合も立ち上がろう!



東京・芝郵便局での「雇止め解雇」撤回を!
3万5千人の大合理化に絶対反対


 今年3月31日、芝郵便局(東京都港区)は、晴海郵便局内務から異動した非正規社員のOさんを、着任からわずか1ヵ月で雇止め解雇する暴挙を強行しました。
 昨年7月の深夜勤廃止に伴う「意向確認」でOさんは芝局外務を希望し、晴海局郵便部長の仲介で、社員番号などが引き継がれるかたちで今年1月24日に芝局に異動しました。しかし芝局は「仕事外し」のパワハラを繰り返した上、「Oさんは深夜勤廃止とは何の関係もない新規入社」なる大ウソでOさんを切り捨てたのです。Oさんは怒りに燃えて解雇撤回の闘いに立ち上がっています。
 郵政「3万5千人削減計画」は、郵政民営化(07年)の破綻を、こうして現場へ犠牲転化するものです。労働者の首切り・合理化を許さない! 労働者を絞めつける労務管理粉砕!
 芝局は今すぐOさんを元の職場に戻せ!


解雇当該・Oさんのアピール

 私の「雇止め解雇」は「制度改革・土曜休配・3万5千人首切り」そのものです。絶対に許せません。3回の「団交」ではっきりしたことは、何一つ「雇止め解雇」の理由がないこと。「不当解雇」は明白です。腹の底から怒りでいっぱいです。また私は、郵政民営化反対・戦争絶対反対です。芝局・全国の労働者と一緒になって、「解雇撤回=職場復帰」まで闘います。職場の中に闘う組合を甦らせましょう。ともに闘いましょう。


「労働組合交流センター」とは?

 「闘う労働運動の再生」をめざして1989年に結成。民営化・非正規職化・団結破壊に抗し、連合・全労連などのナショナルセンター・産別・所属労組の枠をこえ、全国的な労働者の団結をつくるための組織です。毎年11月には、動労千葉などが呼びかけて東京・日比谷野音で労働者集会を開催しています(下写真)。

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