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2013年3月2日土曜日

2月14日都労委・第3回証人尋問

大工原課長をついに引きずりだす! 中川業務企画室長を徹底追求! 19名解雇は不当労働行為だった!
都労委闘争第3回証人尋問

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2月14日都労委・第3回証人尋問を傍聴したので報告します。

 2月14日、東京多磨支店不当解雇撤回、労働委員会闘争・第3回証人尋問は、傍聴席を満杯にして闘われた。傍聴席は最初から異様な興奮と怒りが充満し、その時がくるのをまって集中していた。本日の証人尋問はあの憎むべき大工原重良であり、ついに引きずりだしたと身構えていたからです。

大工原の組合つぶしの言動の数々

 齋藤委員長が弾劾して止まない大工原。「アルバイトのクズが組合なんかつくりやがって」との暴言をはいた大工原。「クズ、のろま」との罵倒をあびせ続けた大工原・・・。これが、いまから目の前に現れる。
 大工原の印象は、これぞパワハラ的人物といえるものだった。大工原課長は、非正規ユニオン結成のあと、労働者どうしのトラブルを口実にして、齋藤委員長を「対話」と称して呼びだし、1時間にわたって恫喝した。この際に、日常の言動を記載したメモを出せといい、「自分も組合(全郵政)の役員をしていた。言動に気をつけないと周りの人間から反感を買うぞ」とあからさまに組合敵視の言動を投げつけ、あげくには、顔を数㎝までに近づけて「こちらの眼を見ろ、何で顔を下げるんだ」とのパワハラをくりかえした。

齋藤委員長の積年の怒りが大工原を撃つ

 そして、胸のすく瞬間がおとずれます。齋藤委員長は「あなたは当時、私に対して“赤旗を振った連中と一緒にやるのか”と言ったが、今日はその仲間が大勢かけつけている。同じ台詞をいってみよ!」と叩きつけたのです。齋藤委員長の積年の怒りが大工原を撃った瞬間でした。大工原の顔は引きつり真っ白になっていました。
 怒りを大切に、闘えば勝てる!
 今回初めて大工原を目の前にして、こういう人物に「人間のクズ」とパワハラされた齋藤委員長に思いをはせた。もし、このまま職場を追い出されるとなったら、本当に悔しいだろうなと。そして、どこにでも第二第三の大工原がいることを。そして、この現実を突破した力は怒りだった。「許せない」という人間としての根源的怒りと、労働者の誇りをかけての階級的怒りだった。始めは1人から、それが階級的団結となり、大工原を引きずりだす巨大な力となっていった。

中川業務企画室長を追及

 そして、もう1人の証人尋問は中川陽二業務企画室長です。ここでは、「余剰人員」という言葉が実に異様な感じをもって飛びかいます。資本とは労働者を「余剰人員」として、必要に応じて「やりとり」できる都合のよいモノとして見ていることを知らされます。このなかで、東京多磨支店19名解雇の内容が組合つぶしであり、不当解雇だったことが次々と明らかにされていきました。
 この日の労働委員会闘争は、雇い止め・パワハラ・いじめ・・・職場の悔しい思いに泣き寝入りせず、闘えば勝てる展望を示すものとなりました。

合同・一般労働組合全国協議会サイトから転載