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2015年8月26日水曜日

戦争法阻止! 国会闘争へ起ちあがろう

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UaUdPSEY3Z0ZCTlU/view?usp=sharing


8・6ヒロシマー8・9ナガサキ
安倍への怒り爆発

戦争法阻止! 国会闘争へ起ちあがろう

 郵便局で働くすべての労働者の皆さん。お疲れ様です。
 被爆70年の8・6広島―8・9長崎は、「戦争法阻止!安倍倒せ!」の怒りが充満し、安倍は記念式典や被爆者との懇談会など行く先々で「戦争絶対反対!」「広島・長崎をくりかえすな!」の怒りをたたきつけられました。戦争法阻止・原発再稼働阻止・安倍打倒へ、労働者民衆の大行動が開始されたのです。
 弾劾の嵐をうけて広島・長崎から逃げ帰った安倍首相は、急きょ「戦後70年談話」を閣議決定すると決定し、8月14日に発表しました。

大破産した安倍・西室の「戦後70年談話」

 だがその内容は、「戦後レジュームからの脱却」を掲げて戦争政治を押し進めてきた極右・安倍政権のぶざまな破産を示すものにほかなりません。特に安倍の破産は、村山談話を含む過去の談話を継承すると表明せざるをえなかったことです。
 そもそも安倍は2012年12月の首相就任前から、産経新聞などで「過去の談話をすべて見直すべきだ」とくり返し公言してきました。そして昨年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定に続き、遅くともこの8月上旬には安保関連法案を国会で成立させ、満をじして8月15日に新談話を出すことを思い描いていたのです。防衛省がこのスケジュールにあわせて自衛隊の任務体系を変更する資料まで作成していたことが、この間明らかになっています。
 ところが、安倍政権のもくろみは6~7月の戦争法阻止の国会闘争で完全に粉砕されたのです。7・15~16衆院強行採決の暴挙は、国会周辺10万人・全国100万人の安倍打倒の怒りの決起を生みだし、安倍政権の支持率は急落しました。
 追いつめられた安倍首相は、アメリカや中国、韓国からの反発をも避けようとして、安倍の取り巻きの右翼でさえ消耗するような、ウソとごまかしの表現に満ちた駄文=「戦後70年談話」を閣議決定するはめにおちいったのです。

新たな時代が始まった!

 私たち労働者が団結して、奪われた権利をすべて奪い返していく時代の始まりです。そのカギは、職場にストライキで闘う労働組合をつくり出すことです。
 そもそも、民営化と総非正規化の出発点であった国鉄分割・民営化は「国鉄(JR)労働運動をつぶして総評・社会党をつぶし、立派な憲法を安置する」(当時の中曽根首相)と言ってやられました。
 資本のために戦争できる国家を作ることが民営化と総非正規化の最大の理由だったのです。したがって、職場でストライキを闘う労働組合をつくり出すことが戦争への道を止める根幹の闘いです。戦争法案反対・安倍打倒の巨万の怒りと合流し、職場に闘う労働組合をつくろう。8~9月、国会闘争に起ちあがろう!

労働者の国際連帯で戦争を阻む!

 8月15日、日本と韓国で同時に「労働者の国際連帯の力で戦争を阻止しよう」という集会・デモが行われました。
 東京・すみだ産業会館で行われた集会に参加した韓国・民主労総ソウル地域本部女性委員長のキムジンスクさんは「戦争は資本と政権の利益のためのものであり、それは労働者民衆の犠牲を必然的に伴うことになります。全世界労働者民衆の団結だけが、この地の戦争の野望を終息させ、労働者民衆が明るく笑うことができる平和な世の中を闘いとることができる」と訴えました。
 戦争の根源は資本主義体制です。資本を倒さない限り戦争は止まりません。戦争を阻止する道は、労働者の国際連帯の力で戦争をする資本と国家を打倒することです。民主労総ゼネストと共に闘おう!




闘いが始まった 全国の職場報告

 この間、全国の職場から闘いの報告が寄せられています。
 今回は、紙面の都合で4局の職場報告を掲載しました。全国の職場で御用組合=JP労組に代わる現場からの闘いが始まっています。
 皆さんの職場状況や感想等をお知らせ下さい。

東北A局 「こんなことで交通事故がなくなるのか」と断固抗議

 先日、私の局で、交通事故が多いから現状を把握すると称して、軽四だけでなくバイクにまでドライブレコーダーを付けて運転状況の監視を始めた。それだけでも許せないのに、一時停止不履行等の違反をカウントし、やった回数に応じてペナルティとして局周辺の環境整備活動(草むしりやゴミ拾いだ!)をやらせることを始めた。1日勤務をはずし、人員が壊滅的に足りなくてもだ。ふざけるな!
 私も1日やらされた。ある青年労働者は20回違反したから20日間やれとなった。私は許せなくて、職場の仲間と相談して、やらせられる日の朝に職場の仲間と共に「こんなことやって交通事故がなくなるのか」と集配部長に抗議した。これに管理者は逆ギレして「草むしりは業務命令だ」と言い放ちました。こうした中で、青年への20日間の草むしりを6日で止め、彼は配達現場に戻りました。
 このドライブレコーダーの件でうちのJP労組の役員は「(当局に)謝っちまえばいいんだよ」とまじめに対応しませんでした。とんでもありません。
 改めて思った。もうJP労組はダメなのだ。労使協調・御用組合の中にいては、現場労働者は息をすることも出来ない。自ら闘いに立ちあがるしかない。
 そして現場の労働者が本気で怒って立ちあがった時、当局は右往左往しかできないことも分かった。ドライブレコーダーの件で私が抗議に立ちあがったら、集配部長だけでなく総務部長まで来て大わらわになった。この怒りに押されて当局は青年労働者の20日間の草むしりを6日間に短縮せざるを得なかったのだ。JP労組に代わる闘う労働組合を現場からつくっていく。

奈良中郵 暴力行為・パワハラを隠蔽するな
退職強要=解雇を絶対に許さない

 奈良中央郵便局は6月30日、N組合員への解雇を強行した。私たち関西合同労組・奈良中郵分会の仲間は絶対に許さない。Nさんは、お客様サービス部長によるパワハラと、処分の脅しの中で「退職届」を書かされた。Nさんは関西合同労組に加入し、勇気を持って事実を告発し、退職届の撤回を要求した。しかし、奈良中央局は、解雇手続きを強行したのだ。関西合同労組・奈良中郵分会の仲間は6月30日、雨をついて断固抗議行動を闘った。局の労働者と団結して徹底的に闘うことを宣言した。

信越B局 非正規は「使い勝手の良い駒」ではない
モノ扱いは許さない! と起ちあがる

 この間、職場の非正規労働者のIさんが勤務中にケガをし、労災で休んだことに対し、会社はパワハラをくり返してきました。これに対しIさんと職場の同僚が会社に対して申し入れや抗議を行ってきました。しかし局長は「言動は認めるが、パワハラではない。謝罪は必要ない」と開き直り、「Iさんが壊れた」とIさんをモノ扱いしました。Iさんは地域の合同労組に加入し、会社と3回の団体交渉を行い闘っています。

東京荻窪局 スキルダウン200円の賃下げを撤回させ
「俺たちは奴隷じゃない」と団交要求!

 郵政非正規ユニオン・杉並分会(東京西部ユニオン・郵政分会)の仲間は、昨年、M組合員に対する不法なスキルダウンによる200円もの大幅賃下げを撤回させ、1年5ヶ月間分を取り戻しました。その後も、職場でスキルダウンされた20人全員の事実解明やパワハラを許さないと団交を継続し闘っています。

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