第一回 団体交渉報告 その2
第一ゆうパック部
Mさんのスキル評価は不当だ!
何言ってるんだ! そんなこと聞いたこともないぞ!
第一ゆうパック 林谷部長
「Mさんには、まだAの仕事は
任せてない」だって?!
新東京郵便局で働く仲間のみなさん!
連休中、ふだんより休みが多いと思いますが、時給制契約社員はその分賃金が減ってしまうので大変ですね… 第二普通郵便部でも感染者が出ています。リモートが不可能な仕事、感染対策の徹底を会社に要求しよう!
3月25日におこなった、第一ゆうパック部のMさんの不当なスキル評価を是正させるための団体交渉1回目の報告「その2」です。
団体交渉で局側を追及すると、スキル評価がいかにいい加減におこなわれているか驚かされます。このようなことをもっともっと明らかにしなくてはなりません!泣き寝入りしないで団体交渉で追及しよう! こんな賃金で生きていけるか!
一時金の金額を算出する「〇・三」という係数はなんだ?! 何の根拠があってこんな数字を掛けているのか? おかしいことだらけじゃないですか!
そんなことがどこに書いてあるのか?!
アソシエイト社員のMさんは、第一ゆうパックで働いて6年目に入りました。昨年4月にドライからチルドに変わったのですが、入社してから4年半もの間、スキル評価は「C」のままにされていたのです!部署によって評価の状況はバラバラで、大体3年働くと「A有」になるような部署もあり、公平性も均衡もありません!
団交で組合が、「Mさんは、管理職の指示もない中で、仕事を何の問題もなくやっているからA有じゃないですか!」と追及すると、林谷部長は、驚くべきことを言ったのです。
「Mさんには、Aの仕事をしらってないから。B有になってからAの仕事をしてもらうかどうか決めることになっている」と! いったい何の話か? そして林谷部長は、「だから、自己評価の用紙に、Aのところは記入しないように、はっきりわかるようになってるでしょ?」と!
土曜休配/翌配廃止は中止しかない!
深夜帯から昼間帯に転換の場合
会社は、年間60万円の
賃金ダウンを補償しろ!!
スキル評価の「裏ルール」でもあるのか?
しかし実体はまったく違います。Mさんは、そんな説明を一度も聞いたことがありません。自己評価シートには何も示されていないので、Mさんは、自己評価のAのところにも記載しており、それは「スキル認定書」の自己評価のところにも転記されているのです。
この林谷部長の発言は重大です! 明らかにされていない「ウラのルール」でもあるのか?
二普Uさんの不当なスキル評価を「是正」させた団交の時もそうでしたが、スキル評価の「基準」など、無いのと同じなのです!
第一ゆうパック部では、有人車に乗れるか、キャッチパレットに乗れるかとかは、何の評価基準にもなっていません。すべては、副部長や部長の「さじ加減」で決められているのです! こんなことは認められません! 意味のないスキル評価はいらない! がみんなの声です!
応援は評価の対象外だ!
他部署への応援は、スキル評価の対象外です。頻繁に応援に駆り出されても、所属部でのスキルが上がるわけでもなく、応援先での仕事ぶりを所属部の管理職が評価できるわけでもない… 他部署への応援はスキル評価制度とまったく矛盾しています! この矛盾を局側はどう説明するのか! ご都合主義もいいところです!
応援に行かされる人も固定化していて、まったく不公平そのものです。
それ以外にも、一次評価者が「会社にはおカネがないからスキル評価は上げられない」と平然と言ったりしています。本人の努力と何の関係もないのがスキル評価なのです!
●これが第一ゆうパック部の「Aランク」の評価項目
●「特別なスキル」は条件になっていません
自らが安全作業の模範となり率先した行動をとることができる。
第一ゆうパック「課」担当分担全般の作業が自ら正確にできる。
他の時給制契約社員に対して、指示・指導できる。結束やあるべき姿を理解し、異常発生時、責任者に報告し指示通りの措置ができる。
「Bランク」のスキル基準を満たしている。
土曜休配・翌日配達廃止にともなう変更についてのアンケートが行われました。無記名でもいいはずなのに、副部長が回収しては無記名の意味がないですね… 深夜勤はほとんど非正規社員です! こんな大幅な賃金ダウンを、非正規社員だけに押しつけるのか! 怒りの声を! 東京中部ユニオンに連絡を!
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