非正規社員は奴隷ですか? ロボットですか?
「自分たちの部署の仕事が終わらないのに、
なぜ、他部署応援に行かせるのか?!」
二普厚物深夜勤の異常な他部署応援
新東京郵便局で働く仲間のみなさん!
「他部への応援はスキル評価の対象外だ」と書いた前回ビラに共感してくれた二普深夜勤の仲間から、二普厚物深夜勤の異常な他部応援についての激しい怒りを聞きました。
二普厚物深夜勤では、何年にも渡って、毎日大量に他部への応援に駆り出されているというのです。その人数は、120人弱の二普深夜勤のうち延べ人数で50~60人、なんと二普厚物深夜勤の半数にものぼります!
これは「応援」じゃなく「常勤」です!
会社は、「お客様のために」とか耳障りのいいことを言っていますが、郵便料金が低い郵便物は遅れてもいい、送達日時がわかってしまう追跡郵便やゆうパックは遅らせるな!そのためにはゆうメイトを応援に出して使い回せばいい、というのがホンネなのです!
東京中部ユニオンは、仲間のみなさんの怒りと一体になって、全力でたたかいます!
2万~5万通もの大量の郵便物が不結束に!
二普厚物深夜勤では、あまりにも多くの他部署応援を出しているために本来の部署の仕事が終わらない、結束に間に合わず、大量の郵便物が不結束で残ってしまうという事態が頻発しているというのです!
そして、二普厚物から多数の他部応援に行かされてしまうため、残った仲間たちは、やってもやっても終わらない仕事をやり続け心底疲れ切ってしまう…これは異常事態です! なぜ自分の本来の仕事が終わらないのに他部署に応援に行かされるのか? なぜ二普厚物からだけ? という激しい怒りが積もっています。
5/14 日本郵政の増田社長が発表した
『JPビジョン2025』
5年で3.5万人を削減だと?!
「結束を理解して差立作業ができる」
このAランクの評価項目は無意味だ!
二普のスキルAランクの評価項目3つのうちの一つがこの項目だ! 結束ができないことを承知で大量の他部応援を頻繁に指示しているのだから、この評価項目はまったく無意味だ! 直ちに削除すべきです!
毎日、自分の部署の仕事に責任を持って取り組み、結束に間に合わせるために働いている仲間たちの気持ちを踏みにじっておいて、何が評価だ! ふざけんな!
「ゆうメイトは指示に従って仕事していればいい、応援派遣は当然のこと」という、とんでもない非正規社員蔑視であり、二普厚物の仕事を軽く見る思想に基づくやり方です!
輸送部への応援は事故の危険がいっぱいだ!
深夜勤のゆうパック部からも、二普担当からも、輸送部への応援が多発しています。
しかし、慣れない輸送の現場では、トラックから荷下ろしされたパレットがどんどん流れてきて、少しでも勝手がわからず戸惑っていたり、深夜労働の疲れで一時緊張がゆるんだりしただけでも大きな事故につながりかねないのです。応援に行かせる管理職は、こういう実態をどれだけ知っているのか?! ゆうパック部に採用された期雇用の社員が、輸送部の応援にばかり行かされて辞めてしまうということも起きているのです。さらに他部署への配慮のない応援は、行かされる側と受け入れる側の労働者間の対立まで引き起こすことになっているのです。他部署への安易な応援は今すぐやめるべきです!
郵便制度150周年、
民営化から14年で、ついに
カネもうけ最優先の企業に転換!
5月14日に日本郵政・増田社長が発表した「JPビジョン2025」。それには、5年で3万5000人を削減して、2400億円の人件費を浮かせるというのです!
中でも、最大の削減人数は日本郵便の3万人。土曜休配・翌配廃止で6000億円の効率化をするとして、非正規社員に不利益を押しつけ、切り捨てようとしているそばから、追い打ちをかけるような発表です。
この計画は民営化の行きつく果て。もうからない郵便事業は軽視し、極限的なデジタル化(DX)で、物流会社に転換していく宣言です。
集配職場では、人員不足はまったく改善されない一方で、極端な超勤削減が強制され、サービス残業が強制されています。
全国の職場で仲間たちの怒りが爆発寸前です。どこまで現場労働者をバカにするのか! 日本郵政に怒りをたたきつけよう!
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