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2015年12月11日金曜日

安倍と日本郵政に殺されてたまるか

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2URUxKYzViZWV4OUk/view?usp=sharing


ストライキでマイナンバー制度を廃止しよう!
JP労組をつくりかえ、団結して反撃しよう!

 郵便局で働くすべての労働者のみなさん。お疲れ様です。全国の職場は、通常の郵便の配達に加え5600万世帯へのマイナンバ―カ―ド(『国民総背番号制』)の配達とデパ―ト小包で過労死寸前です。今年11月から、すさまじい労働強化が集配労働者を中心に襲いかかっています。そして、息つく暇もなく年賀繁忙が1月まで続く!
 『もう我慢の限界をとおりこした、俺たちを殺す気か』の声は、全国の共通した怒りの声です。この現実を引き起こしている一切の原因はJP労組中央本部にあります。労働組合が会社の合理化・賃下げ・人減らし・非正規化の民営化施策に全面協力しているからです。
 もう黙ってなんかいられない。職場を動かしているのは俺たち労働者だ!慢性的な労働力不足と恒常的な超勤の異常な職場実態をひっくり返すために、現場の労働者は団結して立ち上がろう。正規・非正規が団結して、人間らしく働ける職場につくり変えよう。
 以下、寄せられた投稿を掲載します。

投稿 私のこの怒りと思いは全国の非正規集配労働者の声だ!

 私は、都内の郵便局の集配で働く30歳の非正規労働者です。高校を卒業して12年間勤めています。
 もう我慢の限界を遥かに超えました。私の班内で一緒に働く外務労働者2人が体調不良となりました。1人は同じ非正規の仲間で、もう1人は責任感の強い40代の班長です。班長は、非正規の仲間に「無理するな一日休め」と言いながら、自分は声も枯らせて疲労困憊の連続です。89月の「震災グッズ」の都内全戸配達、そして11月遅れに遅れての大量のマイナンバー通知カード、あわせて12月からデパートお歳暮小包と、週休・非番日を買い上げての廃休・超勤の連続です。

管理者連中の責任逃れを許さないぞ!

 私の怒りは、単刀直入に過労死寸前と言える過重労働に対するものです。会社はマイナンバー搬入後の配達をすべて我々に押し付け、管理職が通常のカレンダーや夕方・夜間指定の郵便物配達の肩代わりもしないことに、みんな怒っています。経験したこともない大量のマイナンバーカードの配達間違いを「誤配」と騒ぎ立てるマスコミと一緒になって、責任転嫁する郵政本社・幹部を許せません。全国5600万通のうち何件「誤配」があったというのでしょうか。原因は人員不足を放置している会社にあり、誤配が起こるのは当たり前です。すべての責任は欠員も補充しない超勤地獄にしている会社にあります。我々労働者には一切の責任はないのです。
 現場を知らない管理者たちは、携帯端末の予備も充分に配備をせず、業務混乱を発生させたり。そして我々、労働者の身体に対する気使いもまったくありません。腐りきった管理者連中は完全に逃げの態勢です。断じて逃がしません。

もう我慢は止めよう

 そして、マイナンバーは、安倍首相が我々労働者を戦争に行かせるための個人情報管理だと思います。本来なら配達なんかしちゃいけないんです。高橋社長を現場に引っ張り出して打倒したいです。
 もう我慢することはやめて、あたりまえですが生命と身体第一に、事故もなく毎日安全運転で配達できる働き方ができる職場にみんなと話し合って実現したいと思います。労働者の団結した闘いで何としても変えるぞ!




韓国・民主労総がパククネ打倒へ
民衆総蜂起!

11月14日労働者・農民・市民15万人が決起! ソウル市庁舎前で集会、市中心部で機動隊と激突。私たち訪韓団も動労千葉を先頭に

 11月14日、韓国民主労総の労働者たちは、農民・市民と合流して15万人が決起し、パククネ政権打倒を掲げて大統領官邸に迫る実力デモに起ちあがりました。「死ぬほど働いても人間らしく生きられない世の中は私たちが望む世界ではないく、その権力は私たちの権力ではないので、労働者民衆のための世界は、わたしたちがつくるということだ」と宣言して、政権打倒から労働者が主人公の社会をめざすこの闘いは、パククネを震え上がらせました。
 そして、追いつめられたパククネの集会禁止弾圧をうち破り、12月5日の第2次闘争では5万人の集会・デモを実現しました。
 そして民主労総は12月16日、最大規模のゼネストでパククネ打倒にせめ上ることを決定しました。これこそ新しい時代を拓く力です。全力で連帯し、日本でもゼネストのできる労働運動をつくろう。労働者の力で安倍政権を打ち倒そう!




パリ襲撃事件 一切の原因と責任は
米仏ロのシリア空爆にある

 11月13日、フランス・パリの劇場・レストラン、サッカー場(オランド大統領がいた)などで、銃撃や爆発が発生し、死者数は129人に達し、ISによる襲撃であると声明が出されています。オランド大統領は国家非常事態宣言を出し、それを延長しています。
 即座にフランス軍は15日、シリア北部のラッカに米軍と共に最大規模の無差別空爆を強行。9月から開始した空爆の中でも最大級の空爆です。また仏警察は168カ所を家宅捜索し23人を逮捕、ベルギー当局は労働者街を襲撃し無差別逮捕に踏み切っています。
 さらにイギリスがシリア空爆に参戦、ドイツは陸上部隊派兵を決定、アメリカは特殊部隊の追加派兵を決定しています。
 この中でトルコ軍によるロシア機撃墜事件が勃発、事態は帝国主義間・大国間の戦争、つまり世界戦争の様相に発展しています。

フランスの残虐なシリア空爆が元凶

 この事件を引き起こした最大の原因は、オバマやオランドら帝国主義の「有志連合」が、イラク・シリアに残虐な無差別空爆をおこない、侵略戦争を拡大してきたことにあります。また新自由主義が全世界にまき散らす貧困と大失業がもたらした事態です。
 オランドが絶叫したように、自ら引き起こした戦争が、欧州、フランスそのもので勃発したのです。その一切の原因と責任は、帝国主義・新自由主義にあるということです。有志連合に入った安倍も同罪です。
 今年1月の仏・シャルリエブド事件以来、アメリカのイラク・シリア空爆とともに、フランス帝国主義は残虐きわまるシリア無差別空爆に踏み切り、無辜の民を次々と虐殺、むこシリア民衆の生きる全てを奪い、その結果大量の難民が爆発的に生みだされています。それを棚に上げて、「反テロ」を口実にさらなる侵略と空爆と虐殺を強行することなど絶対に許してはなりません!

ISの無差別テロは労働者の敵

 しかし、新自由主義・帝国主義への怒りと弾劾が激しいほど、この襲撃事件を実行したISの行為は、断じて許されません。全世界の労働者が、新自由主義の搾取と収奪、失業と貧困と戦争に苦しみ、この現実をうち破るために、ゼネストと国際連帯に猛然と起ち上がっている時、このISの行為は、労働者階級への裏切りと敵対です。徹底的に断罪しなければなりません。それは労働者の団結と国際連帯を破壊、分断するものだからです。フランス、欧州で労働者階級が中東の移民労働者と連帯し、難民の人たちとも労働者として連帯して闘おうとしている時に、この闘いを踏みにじり、ねじ曲げ、絶望をもたらすものです。ISの行為は本質的には、帝国主義・新自由主義を支え、与しくみているのです。

ゼネストと国際連帯こそ世界を変える

 この目を覆うような血と硝煙おおしょうえんの中から、しかし新しい闘いは始まっています。なによりもフランスの労働者たちは非常事態宣言をうち破って4万人のバス労働者を先頭にストライキに起ちあがり、逮捕も辞さずデモに打って出ています。トルコの労働者たちは、アメリカやトルコ政府と闘い、労働組合を敵視するISとも闘いながら、ストライキを打ちぬいています。そして、韓国・民主労総は「労働者民衆のための世界は、わたしたちがつくるということだ」と宣言してゼネストを闘いぬいています(表面の囲みを参照)。これこそ戦争を止める力です。
 ゼネストと国際連帯を切りひらく労働者階級の団結こそ、絶望から解き放ち、勝利を切りひらきます。
 米・欧・日の帝国主義や中国・ロシアなどの「テロ弾劾」の嵐を、労働者の決起と国際連帯をもって引き裂き、ゼネストと国際的団結で安倍政権の改憲と世界戦争への道を阻止し、労働者の未来を切りひらこう!

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