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2019年7月9日火曜日

労組交流センター全逓労働者部会 2019年7月5日

https://drive.google.com/file/d/1ad0sUE_PxCNSLqyoDKuLHYdBLJjYxxON/view?usp=sharing


紹介 郵政の仲間の闘い 新東京郵便局編

「私のスキル評価は不当だ!
団交 やってよかった!」

 新東京郵便局第二普通郵便部の非正規労働者(時給制契約社員)のUさんは、「自分のスキル評価が低くされたままになっているのは許せない!」として、東京中部ユニオン、郵政非正規ユニオンに加入し、新東京郵便局に団交(団体交渉)を申し入れ、6月27日に団交を行いました。
 Uさんは、自分の思いや、おかしいと思っていることを直接伝えることができて、「団交をやって本当によかった!」と思っています。

 Uさんは、通算約20年にもなる、郵政内務のベテラン労働者です。彼の部では、3年間勤務すると全員が「A有」の評価になるのですが、彼だけが(中野局から転勤して通算5年)、「A無」のままにされています。 
 
管理者は仕事をちゃんと見ていない!

 Uさんは、『他の時給制社員等に対して、指示・指導ができる』という項目を「できていない」と不当に評価されて「A無」にされているのですが、団交で、組合側が「作業を常に見ているのか」と質問したことに対して、会社は、「常にているわけではない」ことを認めました。Uさんがやっていないのではなく、「見ていない」のです。そして逆に組合側の「Uさんができている(やっている)仕事を一つでも言ってみてください」という問いに対しては、まったく答えることができませんでした。許せません。
 木村総務部長は、第二普通郵便部の現場を、20分程度の時間(毎日ではない)で「見ている」ということでしたが、300人もの労働者が仕事をしている職場を20分程見て、一人ひとりの仕事ぶりがわかるはずがありません!木村部長は「評価は正当」と主張していましたが、自分の目で見たわけでもないのです。スキル評価が、こんないい加減に行われていることが、団交で明らかになりました。

スキル評価こそ、おかしい

 毎日の仕事の中で、「こうしたらいいよ」と「指示・指導」することは当たり前のことです。その事を評価の項目に入れること事態が問題なのです。
 Uさんが一番許せないことは、まじめに働いているにもかかわらず、一人だけ同僚と差別され、労働者としての誇りを傷つけられていることです。その屈辱でUさんは「死のうと思ったこともある」と言っています。管理者は、このUさんの気持ちを理解せず、いい加減なスキル評価をしているのです。
 安い時給であるにも関わらず残業にも応じて真面目に働いてきたUさん。不当なスキル評価の撤回まで闘うことを決意しています。
(東京中部ユニオンビラから転載しました)



集配業務は破綻寸前だ
今すぐ増員要求を!
M局集配労働者


 私は40数年、M局で集配の仕事をしてきましたが、今のような酷い状態は初めてです。現場の要員不足は本当に深刻で業務は破綻状態です。

■超勤前提の業務運行

 集配の現場は毎日が繁忙期の状態が続いています。対面区(直接手渡し)を減員し、通配区(受け箱配達)の要員を確保しています。しかし通配区はこれまで以上の労働強化に見舞われています。普通・通常郵便以外に「ゆうパケット」「クリックポスト」「レターパック360」「特定記録」「ゆうパック」そして「書留」の配達までやらされています。
 営業も今まで以上に強制されています。一人当たりの仕事量は相当なものです。
 毎日1~2時間の超勤は当たり前で、超勤が前提の業務運行になっています。たとえば、班に1人いる7時30分~16時15分勤務の人の仕事は、7時30分から班全体の書留を内務係から受け取って、各区の担当者に渡します。その人は、その後に8時00分~16時45分までの通配区の配達の仕事をまるまるやらされるわけですから、よほど郵便物が少なくないと、16時15分の終業時間内には終わりません。
 また、これまでの12時00分~20時45分の勤務が、11時00分~19時45分に変更され、通配区の配達の応援をしてからこれまでの夜勤の仕事をすることになりました。夜間再配達①が18時00分~20時00分の再配達依頼、夜間再配達②が19時00分~21時00分の再配達依頼ですから超勤が前提です。また週休や非番の日の出勤も当たり前のように強制されています。
 ここ数年で私たち一人当たりの仕事量は相当に増えています。配達困難区(超勤しても配達しきれない区)がいくつもあるのが現状です。新しい配達区を覚えることすらできない状態が続いています。
 会社は必要最低限度の要員すら確保できない状態を何年も放置し、現場の私たちに責任転嫁しつづけ
ています。

■要員確保を要求しよう

 長らく要員不足が続く状況のなかで私たちも仕方ないといったあきらめ気分に陥っているのではないでしょうか。しかし、私たち現場の労働者には何の責任もありません。もうこれ以上の労働強化はまっぴら御免です。我慢も限度を超えています。この状況について会社は責任をとれ!
 集配労働者は会社に増員増区を要求しましょう。私たち労働者はきちんと休憩時間をとり、勤務時間を守りましょう。

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