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2022年1月1日土曜日

郵政労働者部会 2022年1月1日


3万5千人削減 絶対許さない!

大合理化と闘い戦争・改憲をとめよう

 郵便局で働く全国の仲間のみなさん、新年あけましておめでとうございます。年末年始繁忙、お疲れさまです。私たち労組交流センター郵政労働者部会は、民営化と戦争に絶対反対で闘います。今年もよろしくお願いします。
 昨年5月に「JPビジョン2025」が出され、3万5千人削減を中心とした合理化計画が発表されました。「儲からない」郵便事業を切り捨て、新たな収益源を確保するため、デジタルトランスフォーメーション、M&Aや楽天・ファミマとの資本提携、さらには配達原簿の顧客情報活用などを利益確保の主軸に転換するとしています。すべてがリスクだらけの施策であり、楽天との業務提携では、日本郵政には何のメリットもないと言われています。
 今年は年初から翌配体制が廃止され、深夜勤務の職場がなくなります。それに伴う賃下げ、雇止め・解雇など絶対に認められません。郵政民営化は完全に破綻しています。しかし、その破綻を認めず、さらに民営化を推し進めるものとして「JPビジョン2025」はあります。
 JP労組本部は『JP労組が考える事業ビジョン(案)」で言うように、「見たくない現実」と向き合い、「守るために挑戦する」と宣言し、3万5千人削減計画には賛成の立場です。しかし、現場は反対です。

●おかしいことに「おかしい」と言える職場を

 会社は大合理化と一体で、労務管理を強化しています。どんなに理不尽でも会社の言うことを聞くイエスマンをつくろうと必死です。歴史の教訓は、労働者がおかしいことに「おかしい」と言えなくなった時、戦争を許しました。おかしいことに「おかしい」と言える職場をつくろう!
 世の中を見れば、「台湾海峡」や「人権問題」を焦点に中国との戦争準備が急速に進んでいます。沖縄・辺野古や宮古島では、中国との戦争を想定したミサイル基地建設が進んでいます。自衛隊と米軍との軍事演習も大規模に行われています。労働組合は戦争に絶対反対で闘うことが使命です。戦争につながる改憲や軍事費増大、基地建設や軍事演習に反対する運動も同時につくり上げよう。



全国の郵政労働者からのアピール

東京

 「交通事故撲滅」と称するミステリーショッパー。
 「郵便物の放棄隠匿撲滅」と称するスーパークリーンデー。事故を起こせば、「事故事例研究会」と称する吊し上げ。すべては、労務管理だ。会社に四の五の言わせない職場をつくろう。

大阪

 「新大阪郵便局では働き方は変わりません」?
 土曜休配や翌日配達体制の廃止は、新大阪郵便局でも深夜帯に働く仲間を直撃している。にもかかわらず新大阪当局の「変わりがない」はとんでもないペテンだ。非正規労働者の怒りの決起に恐れおののいている証だ。全国の仲間と団結して一大合理化攻撃を打ち破るぞ!

神奈川

 土曜休配が始まってから業務がさらに過酷になりました。休憩時間も取れない人が続出していますが、働いた分だけ超勤をつけましょう。
 理不尽な目にあったら、労組交流センター郵政労働者部会に連絡ください。共に闘おう。

愛媛

 土曜休配と翌日配達廃止は、労働強化と大合理化だ。郵便制度150年はユニバーサルサービスの歴史である。労働者だけでなく利用者にも不利益になる。職場の怒りの声を上げて、これに反対しよう。今年も1年頑張ろう!

愛知

 民営化で現れたあらゆる矛盾を、郵政資本・当局とJP労組中央本部が一体となって、現場労働者に日々押し付けています。黙って従うことが労働者の美徳ではありません! 「NoなものはNo」です。一人の怒りをみんなの怒りに。みんなの怒りで民営化を粉砕へ! 共に頑張りましょう!

静岡

 土曜休配が開始となり、新年を迎えるにあたって、まさにこの現場を回しているのは上層部ではなく我々現場なんだというのを鮮明にしよう!
 今の郵政の現場は矛盾だらけだ。
 仕方のない現実を皆の力で変えて行きましょう。

富山


 団結で職場を変えよう! 全国の郵政労働者のみなさん。土曜休配によるさらなる労働強化は、「仕方がない」現実ではありません。職場で団結すれば、変えることはできます。おかしいことには、おかしいと勇気を持って声をあげよう!

沖縄

 土曜休配を今すぐやめろ! 全国の仲間が声を上げ労働組合が闘えば必ずできる。
 沖縄は「復帰」50年。「復帰」前、組合は職場の闘いと一体で基地のない平和で豊かな沖縄をつくろうとゼネストで闘った。いま、改憲と戦争が狙われ、新基地建設が強行されている。職場では望まない仕事が強制されている。
 こんな社会は変えよう。全国の郵政労働者は、闘う労働組合を甦らせ、団結して闘おう!

職場に不満はありませんか? 労働相談など気軽にお寄せください。電話・メールどちらでも結構です

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