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2021年3月23日火曜日

愛媛『ハンドル』135号


兼務出向提案を撤回させよう!

  2月26日の朝礼で、日本郵政、日本郵便、かんぽ生命の三社社長のメッセージが周知された。「新しいかんぽ営業体制の構築に向けて」というペーパーが配布され、かんぽ営業社員と支援業務を行う社員には、かんぽ生命への兼務出向を検討しているという内容だ。保険専担化のため高い専門性やノウハウを習得いただくと説明がある。
 翌日の愛媛新聞に同様の記事が出た。朝礼の周知では人数とか時期とかは何も書いていなかったが、新聞には「最大1万人」「来年春に」とか決定事項のように載っている。出向には本人同意は不要とまでご丁寧に。なぜ社員に知らせていない内容が先に新聞記事になるのか。
 どちらにせよ、営業社員は振り回されるばかりだ。この間の研修につぐ研修を受けてきたのはいったい何だったのか。渉外配置拠点の集約化の話もある。結局、かんぽ問題で起きたことの責任を現場にとらせる格好だ。組合や会社は現場の社員の声を真剣に聞いているのか。5日に行われた職場集会では、会社や意見集約に来た四国地本の役員に対して組合員から怒りの声が続出した。私も7日の中予支部大会に代議員として出席し、「支部として白紙撤回を求めるべきだ」と訴えた。検討段階とはいえ、こんな会社提案は即刻撤回を求めていこう。

休憩が取れる人員を確保しろ!

 昨年7月27日発行のハンドル128号で、「服務表どおりに休憩が取れない」と指摘しましたが、その後取れるようになったでしょうか?それは否です。その時よりも更にヒドイ状態になっています。当時の状況として「中勤で11時に出勤してから20時まで休憩が取れないことがあった」と書きましたが、その後も夜間の配達が終わってから休憩をとっている人を何人も見てきました。コロナの影響で航空便が減便となり、2号便の到着が次便にズレたため16時からの夕方配達に郵便物が集中しています。夕方配達から帰局できるのが18時前。夜間再配の書留の授受が18時ですから、結局休憩を取る間もなく夜間の配達に行かなければなりません。ひどい時には21時頃帰局し、それから休憩を取っている人を何回も見ました。到着しているレターパックライトも翌日配達にされています。これが実態です。超勤が前提の業務運行は今すぐやめろ!配達人員を増やせ!

ハンドル編集委員会


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